車変えました。新しい車は、なんとあの、世界遊び人車、壊れて当たり前、ベンツやBMWに乗る人みたいに賢そうにも見えない、マセラティーのクアトロポルテ(4ドアセダン)です。20年以上前に、壊れて、壊れて、最近その時のお詫びに、当時その車を売ってくれたディーラーの社長が、エンツォ・フェラーリ愛飲のスパークリングワインをケースで送ってくれたというぐらい、痛い目にあったのに、堪えてないというか、記憶力の欠如というか・・・・・

考えてみると、あの頃のマセラティーに乗るという事は、結婚にまつわる小話みたいでした。まず、想像力の欠如で結婚する、次に忍耐力の欠如で離婚する、さらに、記憶力の欠如で再婚する、これすべて「マセラティーに乗る」と言い換えてみてください。馬鹿ですよねぇ。しかも、例によって今回もヤフーのオークションで、車両価格250万弱の中古車。(今までのアルファなんかの100万円以下の車両価格と比べると高いけど・・・)

で、皆さん、相当ボロを想像したでしょう? ところが少なくとも外観だけはきれいなんですよね。

でも、もちろん、ご想像の通り、欠点はいくつか。安いはずです・・とにかく、あまりにカッコいいのでびっくりしてたら、俗にいうシャコタン改造車でした。つまり地面にべったりくっつきそうな位、足回りが低められている。さらにそのうえ、マフラーが変えられていて、すごい音がするんです。暴走族仕様。とにかくですねぇ、 旭酒造の品位に関わりそうなすごい音がするんですよ。

例によって、同級生の自動車屋の久ちゃんに頼み込んで、「何とか元に戻してくれ」と頼み込み、大枚40万円也をかけてオリジナルの姿に。

で、結論を言うと、やっぱり良い。はせがわの社長からは「ビンホー臭いねぇ」とくさされそうですが、もとは1000万円を超す車ですから、良いものは良い。

ただ、残念なこともあります。実はマフラーを治す前は、赤信号なんかで減速すると、シフトダウンの度に「ヴァウン!!ヴァウン!!」とテレビのF1中継のような良い音がしてたんですが、それがなくなってしまいました。

でも、まあ、気に入っています。中古のイタリア車ですから(それもクラウンの半値以下の)ボロなところも見えますが、まあ、持ち主が持ち主ですから。道であっても、あおらないでくださいね。エンジンはフェラーリ製V8・4.2リッターで凄い車ですが、運転してるのは齢65歳の「前期高齢者」ですから。

◆最近の車遍歴◆

まるで私の代名詞のようになっていたアルファロメオ166、実は一年ぐらい前に帰らぬ車となっていたんです。さすがに寄る年波に勝てず、細かな故障というより劣化が各所にみられるようになりました。(当たり前です。6年落ちを90万円で買って三回車検を取ったんですから。) 同級生の自動車修理工場の久ちゃんにも「次の車検は取らない方がいいよ」といわれ、さすがに「これは潮時かな」

ここで、我ながら感覚が狂ってると思うんですが、「それなら、壊れたその時のためにもう一台買おう」・・・・・馬鹿ですよねぇ。

で、馬鹿な蔵元は、またもやヤフオクで買っちゃいました。96万円 のジャガー。ジャガーといってもですねぇ、「XK8」。2+2のスポー ツクーペ。私たちがマセガキの頃の憧れのスポーツカー・ジャガー Eタイプの後継車です。色はシルバー、内装はホワイト、木目張りも美しい車です。(マセラティーより内装の出来は格段に良い)

そのジャガーが何でこんなに安いかといいますと、10年落ち12万km 走行車両だったからです。

で、アルファロメオはジャガーが我が家に来たら順調に壊れて、最後はドアを開けると盗難防止の警報音が止まらないという何とも締まらない結末とともにおしゃかに。

ジャガーはどうしたかって?

何ともジェントルなさすがジャガーという走り振りで、しかも壊れない。「当り」の車で、結局車検も2回とって自慢気に乗ってました けど、丁度、車の買い替え時期だった麹担当のM君に20万円で譲ることに。その時こっちも彼もどちらも酔っぱらっていたので取引成立。 もっとも、翌日ちょっと心残りでしたが。でも、これで麹が安定すれば儲けもの。「頼むよ、M君」