『「もうすぐです」「もうすぐオープンです」、まるで蕎麦屋の出前のように答えてきた獺祭のパリ店。中略・・・・・やっと内装もおおよそ完成し、12月中にソフトオープンの運びとなりました。』

なんて、書き出しでかっこよくパリ店のオープンをお知らせしたんですが、延期になりました。実はフロアーの工事に瑕疵があったようで、「応急修理をすれば1~2週間、完全にフロアーを剥がしてやり直せば1.5か月かかる」と、こちらに「どうするか?」と聞いてきました。まったく、、、日本人の感覚では「自分たちには責任はない」がごときの言い方です。

「まったく、フランス人という人種は・・・(もっとも、間に立っているのは日本人ですが・・・)」

当然、応急修理なんて受け入れられる話ではありませんから、だれがどこで何をやったのか?、責任追及は後回しにして、完全にやり直すことを要請しました。

と、、、いうことで、1月のグランドオープンが遅れます。最大2か月、うまく行けば1か月。皆さんに「(パリに店を出すって)最高です」ってほめて頂いたりしたのに…。

中には一月のパリを楽しみにしていらっしゃった方もおられると思いますが、こんな恥ずかしい状況です。少しご猶予ください。