大平由美の居酒屋めぐり

居酒屋めぐり

第三十八回 立ち呑み屋さんで『獺祭』を!!

更新日:2010.12.17|居酒屋めぐり|

昨今、流行の立ち呑み屋さん。ビール、焼酎、サワーが主流で、美味しい日本酒はどうかと思っていたのですが、見つけましたよ。今回はそんななかから2軒の立ち呑み屋さんをご紹介いたします。

 

立ち呑み処 なかや (東京・白山)

http://r.tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13095125/ (食べログより)

 

美味しい地酒、焼酎、揃ってます!

「立ち呑み処 なかや」は、2006年の春先にオープンし、まもなく6年を迎えます。都営三田線の白山駅でおりたら、紫陽花で有名な白山神社方面出口をあがり、左手すぐのところにあります。1月1日、2日以外は年中無休で午後4時オープンという頼もしさ(休日はなんと3時オープンっ!)は感動的。店構えからもお酒の充実度が伝わってきます。

写真写真写真

わたしが伺ったのは6時半ごろでしたが、店内はすでに7割方の入りで、カウンターでは一人、読書をしながらお酒を楽しむ紳士の姿もあったりして、“今、流行のバー読(バーや呑み屋さんで読書をしながらお酒を飲むこと)の人、発見!”と、勝手に盛り上がってしまいました。苦笑
日本酒は、大手のものから地酒までかなりの品揃えですが、やっぱり立ち呑み屋さんですから、価格的には抑え目です。そのなかで、『獺祭 純米大吟醸50』が定番として常備されているのが嬉しいですよね。当初、売れるか心配だったけれどリピート率が高いので定番商品にしましたと、マネージャーの新井さん。オススメのお料理とともに、一合いただきました。すっきりしていて味もある、絶妙のバランス!座って呑んでも、立って呑んでも、美味しいものは美味しいんです。

写真写真写真写真写真

個人的な話ですが、出産、子育ての真っ最中の10年間、わたしは白山の町に住んでいました。小さな子どもを連れていける場所にしか行きませんでした。それも日の高い間にだけ。ですから、白山界隈のお酒を飲める場所などまったく知らなかったわけです。「立ち呑み処 なかや」さんみたいなお店がもし当時からあったら、危険だったなあと思います。休日は3時オープンですし。今では、お子様連れは難しくても、女性だからといって立ち呑みに入りにくいという時代ではなくなりました。それでも立ちっ放しは・・・・・・という淑女の皆様、こちらにはちょっと腰掛けることのできる女性優先席がありますよ。ちょっとした配慮がうれしい、暖かみのあるお店でした。

写真写真

 

日本再生酒場 (東京・池袋)

http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13039382/ (食べログより)

 

昭和30年代にタイム・スリップ!

池袋駅東口、マルイ・シティの向い側に、ひときわ目立つレトロな看板やアトムの人形を見つけたら、そこが「日本再生酒場」の池袋店です。“いらっしゃい”という威勢のいい店員さんの声かけで、フラリと気軽に入れちゃいます。

写真写真

新鮮なもつ料理が人気なのですが、自家製のポテトサラダがわたしのオススメ。「日本再生酒場」には、銘柄のついた日本酒は3種類しか置かれていません。そのなかに『獺祭・純米大吟醸50』が入っているのが素晴らしい。さっそくいただきます。ポテトのほんのりした甘さは『獺祭』とよく合います。人気番付に選ばれている“ゆでタン”は、牛タンを8時間かけてじっくり煮込んだお店の自信作。ふんわり柔らか、だしもよく利いていて美味しくいただけます。お酒がするする進みます。ありがたいことに、店長の小堀さんをはじめ、スタッフの方々も『獺祭』をお好きなんだそうです。この冬は獺祭のスパークリングがメニューに加えようと検討中とのこと。楽しみです。

写真写真写真

 

写真写真写真

店内は、まるで昭和30年代を舞台とした映画のセットのようにデコレーションされ、懐かしさがそこかしこに溢れています。中でもわたしが好きなのは吊り革。まだ幼い頃、吊り革につかまりたくて、背伸びしたりジャンプしたり・・・・・・早く大人になりたいと思ったものでした。学生時代は、車内で立ったまま居眠りしてしまい、ガクンと膝が折れると同時に吊り革を持つ手に力が入って目が覚める・・・・・・なんてこともよくあることでした。少し混んだ電車に彼と乗り、同じ吊り革にふたりでつかまり、手と手が重なって胸がドキドキした遠い記憶も甦ります。ひとりでしみじみ好きなお酒を飲んでいることが、楽しくなるようなお店です。

写真写真写真

今夜も素晴らしいお酒とお料理に出会える幸せに感謝して、乾杯!

 

蔵元の蛇足

いかがでしたでしょう。人間って正直で、お勘定が安いとつい声も元気になっちゃって。自分でも「貧乏症だなあ」と思うんですが…

でも、お勘定は安くても店はチープじゃありませんよ。そのあたりがこういう店の流行る店と流行らない店の違いなんですね。

ページのトップ
image
image

獺祭について

旭酒造について

製品について

飲める店・買える店

蔵元情報

image