旭酒造株式会社は、需要が大きく落ち込んでいる原料米「山田錦」を「食べて」応援していただきたく、全国の獺祭取扱店にて販売することといたしました。

・山田錦の生産者さんを応援したい

獺祭のお酒造りにも使われ、「酒米の王様」といわれる山田錦は、全国で57万5千俵(令和元年生産量推計)栽培されています。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、山田錦の需要が大きく、場合によっては半分以下の30万俵弱まで落ち込み、結果として耕作放棄や生産者さんの倒産が起きるのではと予測しています。
酒、甘酒など、各酒蔵が出来る限りの酒米の需要開発、そして生産者さんを支えるための購入に取り組んでいますが、それにはどうしても限界があります。
「お酒を飲んで」という形だけでなく、この機会に山田錦を「食べて」生産者さんを応援してみませんか?
450gで約1平方メートルの田んぼ、つまり10~15本分の稲になります。
皆様の力をお貸しください。

・生産者さんを支援する取り組み
旭酒造は2019年に「最高を超える 山田錦プロジェクト」を開催。
日本の農業の活性化のため山田錦の品質日本一を競うコンテストを開催し、1位の米を50俵2,500万円という高値で買い取り話題となりました。

また、先月には栃木県の農家の野菜「エビべジ」と獺祭をお届けする「エビべジ×獺祭セット」が販売開始。
外食需要の低下により厳しい状況となっている生産者さんを支援し、日本を元気にする取り組みを行っています。

「エビべジ×獺祭セット」についてはこちら
https://www.yokokura-uc.jp/online-shop/sake/dassai/ebivege/

・山田錦の特徴
食用米と比べると粘りがなく、甘みも少ない半面、あっさり、パラっと仕上がります。
炊く際には、ちょっと少なめの水で炊飯するのがおすすめです。
リゾットやチャーハンなどお米の粒感を残して調理すると本格的に。
また、お猪口一杯の獺祭を入れると、香りも良くなります。