大平由美の居酒屋めぐり

居酒屋めぐり

第四十九回 とことん・東京都高田馬場

更新日:2012.12.14|居酒屋めぐり|

http://r.gnavi.co.jp/g470900/ (とことん ぐるなびより)

 今回は高田馬場です! 少しばかり力が入ってしまったのは、ここが今から○十年ほど昔、毎日のように通った町だからです。居酒屋もよく行ったものです。ただし、超がいくつも付くような安いところのみで、美味しい日本酒があるはずがありません。二日酔いの原因はラストに煽ったまずい熱燗と決めつけ、よくいる“日本酒嫌い”となったわたしのトラウマは、『獺祭』に巡り合うまで消えませんでした。ホントの話です。それはさておき、この日、ワクワクしつつ伺ったのは駅から2分もかからない「とことん」という居酒屋さん。ああ、あの頃にこのお店があったらと心からそう思いました。いい居酒屋さんです。

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感動のホスピタリティ!!!

 階段を降りて案内された席は、なんと『獺祭』の日除け幕の前! そして、卓上には手書きでわたしの名前とキュートな絵柄でデザインされたウェルカム・カードが置かれています。(予約のお客様には全員に)。そしてそして、驚いたのがおしぼり。温かいものと冷たいものが用意されていてチョイスできるようになっているのです。細やかな心配りに、冬寒の外で冷えたからだがホッと暖かくなったところで、まずは美味しいお酒をいただきましょう。「とことん」ではワンコイン(500円)で飲める銘柄が常時9種類あるのですが、他は入れ替えても『獺祭』は絶対に欠かせないと名田店長。この夜は『獺祭 寒造早槽48』がラインアップ。おススメの自家製肉みそで食べる野菜、ポテトサラダと一緒に注文しました。ワイングラスに注がれた季節限定・しぼりたての『獺祭』の甘やかで果実のような香りが鼻をくすぐります。口に含むと、フレッシュだからこその爽快感がからだ全体に広がり、あー、幸せ。新鮮さが売りの「とことん」の野菜たちと『獺祭』は実に良く合うんです。ニンニクの隠し味が効いた肉みそがこれまた絶品で、こっそりレシピを教えていただいちゃいました。

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『獺祭』スパークリングは裏メニューに!

 高田馬場にオープンして15年という「とことん」では、少し前まで焼酎を飲むお客様が多かったそうですが、このところ日本酒の人気が高まっているそうです。ちょっと嬉しい。ぐるなびのトップページからも日本酒の勢いを感じますよ。さて、「とことん」一押しの『獺祭』はワイングラスで提供されます。そしてここだけの話ですが、『獺祭 スパークリング発泡にごり酒』も裏に用意されているのです。お誕生日などのメモリアルにとお客様の要望が多いからとのこと。わたしはバースデーでもなんでもないのですが、久しぶりの高田馬場記念とこじつけ(?)、360mlを1本いただくことに。裏メニューにお気に入りを見つけると、なぜだかヤッタっていう気分になるものですよね。スタッフのけーすけさんの開け慣れた様子がこれまたいいです。

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野菜とともに「とことん」でおススメなのが、”お鮨屋さんに負けない”と銘打たれた刺し盛です。『獺祭』ですから、白身魚を中心にとお願いしました。九州の濃い口しょうゆ、自家製の昆布しょうゆ、普通のしょうゆ、そして塩でもいただけるので、ひと口ごとに違った美味しさと楽しさが味わえるところにも、「とことん」のホスピタリティを感じます。さらに、あんかけ揚げ出し豆腐、もつ煮込み、スパークリングに合わせてレバテキをいただきました。どのお料理にもお店のこだわりがそこここに溢れているのが伝わってきました。カウンターと合わせて40席余りの店内はいつのまにか満席に。時間を忘れてついついゆっくりしてしまいました。

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おもてなし 手仕事 味わう楽しみ

 すっかり満足、というそのあとに来るのがデザート。「とことん」には、驚いたことに、『獺祭』の酒粕を使ったアイスクリームがあるのです! 店長が山口の山奥の蔵を訪問したときに販売していた酒粕アイスの美味しさに感動し、お店でも出すことを決めたのだそうです。ということで、これを逃す手はありません。この日は、獺祭酒粕アイスとほうじ茶のアイス。酒飲みの心をこれでもかと刺激するおもてなし、手仕事に最初から最後までやられてしまいました。「とことん」がとことん追求するおもてなしと手仕事はすべて、お客様が味わう楽しみをおなか一杯、胸いっぱいに感じていただくためにあるんですね。納得。

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今夜も素晴らしいお酒とお料理に出会える幸せに感謝して、乾杯!

蔵元の蛇足

やっぱり、学生時代過ごしたところって、思い入れが違うんだなぁー。力が入ってる。でも、「○十年ほど昔」の○が小さくて「十年ほど昔」かと思っちゃった。

すいません。すいません。

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