大平由美の居酒屋めぐり

居酒屋めぐり

第五十三回 俺の割烹(東京・銀座八丁目)

更新日:2013.10.23|居酒屋めぐり|

http://hitosara.com/0006018359/?cid=ovt_tc_tp_0006018359
(ヒトサラより)

俺のやきとり
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13158188/
(食べログより)

立ち飲みは若者の特権、といいますか、足腰が頑健なビジネスマン・ビジネスウーマンの独壇場といいますか・・・・・・まあ、何を言いたいかと申しますと、飲んだり食べたりするときは座らなくちゃ、という世代のわたしにとって、いくら巷で人気沸騰中とはいえ、一連の「俺の~」は行列を遠目で眺めるお店の筈でした。なのですが、『獺祭』があると知ったらそれはもう行かずにはいられませんっ!! ということで、「俺~」シリーズ、履きやすくて疲れない靴で思いきって2軒、はしごしました。いやいや、美味しいものが目の前にあれば、立っていることなど、へっちゃらでした!笑 さあ、まずは、「俺の割烹」からスタートです。

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旬の高級素材を一流料亭の味で

 日本人に生まれたからには、四季折々の新鮮、かつ貴重な海の幸、山の幸を堪能したいのは誰にもある欲望、おっと、願い(結局、欲望)であります。しかもそれらがとびっきりの腕前の料理人の手にかかって出てくとなれば、なんとしてでも口にしたいものです。でもね、そう、庶民にとって気になるのはお値段……というのは通常のお話。ここ、「俺の割烹」ではお値段を気にする必要はありません。ウニもカニもアワビも、鯛も穴子もからすみも、色とりどりのお野菜たち、そして和牛でもなんでもとってもリーズナブル!! もちろん美味しいのは当たり前!! さらにさらに、お酒の値付けも非常に良心的で、一般に売られている価格に999円プラスするだけでボトルでいただけるのです!!!!! たとえば『獺祭 純米大吟醸 50』は、720ml入った4合瓶の小売価格、1,570円(平成25年10月1日現在)に999円を足した2,569円でボトル買いできるという訳です。もう、立ち飲みなんてなんのそのです。

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「俺の割烹」銀座店の2階には、ジャズライブが行われる椅子席もあります。ミュージックチャージがかかりますが、わずか300円。ただし、予約制で2時間までとなっており、常に満杯だそうですが、ごくごくまれに、たまたま空きがあるという幸運に恵まれたら迷わずトントンと階段をあがってください。なんと今回、わたしはそのラッキーなひとりとなりました。月曜日の早い時間だったこともありますが、なぜか銀座中の人通りがいつもの半分ほどという不思議な日で、2階の椅子席をゲットできた上に、限定20食のアワビの奉書焼を堪能してしまったのです。嬉しいやら申し訳ないやら・・・・・・という気持ちは置いておきまして、どんなお料理かといいますと、わかめの下にアワビのみならず、ホタテやウニといった旬の海鮮がどっさり詰まった宝石箱のような一品なのです。”『獺祭』は海の香りがする”と、ソムリエ世界チャンピオンのオリビエ・プシェ氏が言っていましたが、その『獺祭』と旨味あふれる海の幸のマッチングの素晴らしさに思わずため息が出てしまうほどでした。季節の白和え、野菜の10種せいろ蒸しもお願いし、『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分』をオーダーしました。メニューにはないのですが、入口の冷蔵庫に二割三分があるのをチェックしていたので、店員さん聞いてみたら裏メニューでほぼ常時、あるとのこと。ワイングラスで1,100円ですから、こちらもおススメです。選び抜いた食材を生かした熟練の腕による料理に、二割三分が合わないわけがありません。ジャズの生演奏も楽しく、2時間はあっという間に過ぎてしまったのでした。

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『獺祭 スパークリング50』の180ml、ついにデビュー!!

 「俺の割烹」から歩いて3分ほどのところに、7月にオープン以降、連日、大賑わいの「俺のやきとり」に向かいます。なんでも、日本東西で活躍していたシェフに加え、カンヌでVIPの舌をうならせた料理人たちが腕を競っているというそうですが、一方で、最強のコスト・パフォーマンスを発揮しているとのこと。やきとり激戦区の蒲田で認められ、ついに銀座進出。どんなお店なのでしょう。

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広々とした地下の店内にはすでに大勢のお客さん。そのエネルギーでこちらもワクワクしてきます。ステージ前のテーブルにつくや、メニューを見る前に声が出ました。
”獺祭のスパークリングをくださいっ!”
そして、出てきたのはかわいい小瓶。180mlサイズの『獺祭 スパークリング50』です。わたしも今回、初めて見ることができました。720mlの4合瓶、360mlの2合瓶はシャンパンボトルですが、この180mlはビール瓶のような感じで、プルトップスタイルで開栓できます。おっかなびっくり開けましたが、キンキンに冷えているので吹きこぼれることもありません。さて、肝心の味ですが、いつものスパークリング同様、シュワシュワとした細かい泡がマイルドで、ノド越しはキレよく爽快。やきとりにもピッタリで美味しいです。さて、このスパークリングの180ml、『獺祭』ファンの皆さまの中にもご存知の方は少ないのではないでしょうか。「俺のやきとり」でぜひ、お試しくださいね。

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きわめてリーズナブルなやきとり(焼き鳥おまかせ5本盛り 295円)のほかにも、各種お料理がズラリとあるのがこのお店の特徴のひとつ。オマール海老の料理にワイン、キンキの煮つけにカップ酒と、みなさん思い思いの組み合わせで盛り上がっていて楽しそう。わたしが2本目のスパークリング180mlをポンとあけた音に気付いたのか、近くのビジネスマングループが獺祭スパークリングを注文してくれて嬉しい気持ちになっているうちに、ジャズライブが始まりました。音楽とお酒、そして美味しいお料理とお財布に響かないお値打ち価格。流行る訳です。だって楽しいもの。納得ですよね。

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世界を目指して

 ミシュラン星付き級の料理人が腕を振るう、けれど、スタンディング・スタイルだからこその回転率の高さで利益を生み出そうと「俺の株式会社」を起ち上げた坂本孝氏は、銀座で30店舗達成することと、ニューヨークへの進出を目指しているそうです。そのとき、ニューヨークに出ていくのがフレンチなのかイタリアンなのか、やっぱり和食として割烹でいくのか、現地での居酒屋人気からやきとりでいくのか、興味は尽きません。少々、早くニューヨークに展開した『獺祭』が、「俺~ ニューヨーク店」でコラボできることを願っています。そして、さらにその先へ。

今夜も素晴らしいお酒とお料理に出会える幸せに感謝して、乾杯!

蔵元の蛇足

いかがでしょう。本人がいかに楽しんでるのか行間から伝わってきます。実は秘密をばらしますと、このお店シリーズが銀座に出店し始めたころ、本人は「女の子は立ってまでこのお店に行きませんよ」と断言してたんですけど。

もっとも、本人は女の子じゃないから予想が外れても、まっ、いいか。(あっ、危険発言)

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