生産量を安定させ増加する需要に応えるべく、3月末に本社近くに冷蔵倉庫を新設しました。 2021年6月に着工した冷蔵倉庫は岩国市の本社蔵の近隣に建てられ、延床面積は約3000㎡、約5500石(720ml換算で約150万本)のお酒を―10℃までの低温で貯蔵する設備が整っています。 より適切な品質管理と出荷対応が可能になり、安定した製造計画で酒蔵を稼働させることが狙いです。

また、原料米「山田錦」の保管にも対応可能で、購入量全体の約25%(約35,000俵=2,100トン)を収容する能力を有しています。岩国市周東町下久原の二号線沿いにある精米工場からも近く、米の状態に気を配ることができます。 旭酒造では精米工場にてほぼすべての山田錦を自社精米しており、これからも山田錦の品質向上と生産者支援も含めた取り組みを強化していきます。