Dassai Blue

現在、旭酒造は、ニューヨーク・マンハッタン中心地から約150キロメートル離れたニューヨーク州の北部、ハイドパーク市に酒蔵を建設中で工事を進めています。

添付の写真は4月7日時点の蔵の外観で、軒が最近取り付けられ、完成予定図に徐々近づいてきました。

蔵の中の様子は、お酒造りに欠かせない、醪を搾る圧搾機、お米を蒸すこしき、醪を発酵させるタンクなどの導入が最近終わり、室内もようやく蔵らしさが感じられるようになりました。

ニューヨークで造るお酒は、「獺祭」とは別のブランド名で「Dassai Blue」。

これは出藍の誉れ(青は藍より出でて藍より青し)」から、米国獺祭は日本の獺祭を超える存在になってほしいということに期待を込めて命名されました。そのため設備も最高品質の純米大吟醸を造るために妥協の無いものとなっています。

日本国内と同様に純米大吟醸酒に特化した製品として醸し出されるDassai BlueはNYの水と空気と日本産、アーカンソー産の山田錦を原料に醸造する予定にしています。酒蔵の建設も佳境に入りました。

11月にはこしきから米で蒸す白い湯気が上がるのを見ることが出来ると思います。

実際にお酒を造る蔵人は、日本から来る最高のメンバーが作り上げていきます。皆様、是非Dassai Blueの生まれる現場にお越し頂き、米国産Dassai Blueを味わってみてはいかがでしょうか。

酒蔵の完成予定図
2022年4月7日時点