ティーザー動画:https://youtu.be/CD9RQe5bGG8

世界的有名なコンセプチュアルアーティストのケビン・アボッシュは、CreativeWorkStudiosと高級日本酒「獺祭」を造る旭酒造と提携し、唯一無二のデジタルアート作品(*1)1989点の制作を行いました。この作品のコレクターは、本試みのためだけに造られた限定のプレミアム獺祭を手に入れることができます。

2021年にセントジュード小児研究病院のために150万ドル以上の募金という大成功を収めた芸術家レフィーク・アナドールとの共同制作に続き、コラボレーション監督であるロンドンに拠点を設置しているCreativeWorkStudiosは、今回のイニシアティブにおいてブルーマリーン財団(Blue Marine Foundation)への支持を発表しました。

アート作品自体は、アボッシュ氏が触れ合った獺祭の醸造工程と旭酒造の価値観の両方に関連する何百万ものデータポイント(*2)を反映します。それに従って、アボッシュの作品に啓発を受けた旭酒造は、この作品のコレクターのためにアート作品に対応する限定のプレミアム酒を特別に造ります。

旭酒造「獺祭」の紹介:https://youtu.be/ZOx6-VvZIG4

獺祭は、本州南部の山口県に本拠を置く酒蔵の旭酒造が製造する純米大吟醸ブランド。獺祭は伝統と最先端の技術を念入りに組み合わせて造られました。全世界で非常に人気があり、香港で開催されたオークションでは限定版が1本843,750円(8,026ドル)の高額に落札されました。アート作品の収集家向けのプレミアムボトルを請求するための窓口はすでに設置されており、そこから世界中のコレクターに出荷されることになります。

ブルーマリーン財団について

ブルーマリーン財団はNGO界の適所を埋め、迅速かつ効果的な海洋保護活動の可能性を開きました。良い関係性と果敢の精神を持つブルーマリーンはほかのNGOと異なり、機会が生じた際にそれを掴み、物事を成し遂げます。また、彼らは新たなパートナーシップを築き、現状に挑戦しています。

 

ブルーマリーン財団について:https://youtu.be/Gm9APGz9VKI

「ブルーマリーン財団は、健全な海を復元するために存在しています。これを行うには、海洋保護区を設置し、海洋生息地を再建し、濫獲を廃止するよう努めます。ケビン・アボッシュ×獺祭Sublimataシリーズからのサポートにより、2030年までに海の30%を保護するキャンペーンを拡大させ、海洋を持続可能な方法で管理するための調査作業、及び気候変動の解決策として海の価値をより深く理解するためのブルーカーボン(*3)事業が構築されます。」

新興のブルーカーボン課題は、将来の海洋保護とその復元に壮大な役割を果たす可能性があります。1850年以来、海と海岸は人間活動によって排出される炭素の約40%を吸収してきました。マングローブ林、塩性湿地、海草などのブルーカーボン生息地の単位面積当たりの炭素の隔離と貯蔵は陸生林より優れているが、沿岸の開発、森林伐採、浚渫などの影響により年間100万ヘクタール近くが失われています。

ブルーカーボン生態系の破壊は、生物多様性の壊滅的な喪失につながるだけではなく、毎年数百万トンの二酸化炭素を大気中に放出しています。沿岸湿地の破壊だけで、年間5億トンを超える二酸化炭素が排出されると推定されています。

エオリア諸島 – 写真提供者:©Danny Copeland

詳細および事前登録については、以下をご覧ください:

https://www.creativeworkstudios.com/kevinabosch

メディアの問い合わせinfo@creativeworkstudios.com

 

(*1)デジタルアート作品:デジタルコンピュータを利用して作った芸術作品

(*2)データポイント:計測や調査で引き出された実際の情報

(*3)ブルーカーボン:藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた炭素