コンバイン(稲刈り機)での稲刈りをする精米チーム宮本とご近所の農家さん

秋晴れに恵まれた10月3・4日の2日間、獺祭農園の稲刈りが行われました。今年で2回目となる稲刈りは、蔵人5名と田んぼ近くに住む農家さんと一緒に行いました。

手刈り担当の蔵人2人

大きく刈り取りが出来る田んぼの中心部はコンバイン(稲刈り機)を使い、周りの細かな部分は1本1本手で刈り取りました。

昨年は台風の影響で倒れた稲穂を起こしながらの稲刈りとなり苦戦したため、稲穂が順調に育つ中、唯一天候が心配されていました。

今年は台風の被害もなく、昨年より背は低いけれど、しっかりと根を張り、実入りも十分な稲に成長し、農園を手伝ってくれている経験豊富な農家さんからもお墨付きをいただきました。

無事稲刈りの日を迎えほっとした様子の中村

刈り取った米は乾燥機にかけられた後では水分量が変わり、重量が多少変動しますが、田植をした3.5反(50mプール3.5個分くらい)で16俵くらい(960kg)の量を収穫することが出来ました。この後、乾燥機にかけ終わった米は全て、蔵人によって等級検査に持ち出しされます。

今回の米の出来に期待をしつつ、ひとまず稲刈りを無事終えた中村さん・宮本さんのほっとした表情が印象的でした。

景観保全のための稲作なので、米の用途は具体的には決まっていませんが、獺祭農園の山田錦を使った「獺祭」も実現間近かも…!?

今後の獺祭農園・獺祭米の行方に添うご期待下さい。


稲刈りを終えた田んぼの中に子猫を発見!

稲は保温効果があり日向ぼっこするにはちょうどよかったみたいです。