<概要>

①旭酒造は、オーストリア連邦産業院からの提案を受け、2025関西万博に向けたオーストリアとのコラボレーション獺祭を醸造する。

②コラボレーション獺祭の醸造にあたっては、オーストリアのアンサンブルグループ「フィルハーモニック・テイスト」からなる演奏家と日本センチュリー交響楽団のフルオーケストラが演奏する「入江のワルツ」を統合の上、発酵過程の獺祭に聞かせる。
*2025年に生誕200周年となるオーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世の名曲

③コラボレーションの前段階として、オーストリア連邦産業院のマーラー総裁をはじめとするオーストリア代表団が4月17日に旭酒造本社を訪れ、双方間で協力覚書(MOC)を締結。

(写真:4月17日旭酒造での協力覚書調印時)

今後の予定

2024年11月下旬から12月初旬頃

 録音した音源を発酵段階の獺祭に聞かせ、醸造を開始。

2025年4月

 大阪関西万博内のオーストリア・パビリオンにて、コラボレーション獺祭のお披露目・販売。 *関西を中心とした獺祭取扱い一部店舗・百貨店などでも販売予定。

コラボレーションの背景
〇オーストリアは、2025大阪・関西万博へのパビリオン出展の参加契約に調印した国で、代表団の来日の際、4月16日にパビリオンの起工式が行われた。パビリオンのデザインコンセプトを「Composing the Future(未来を作曲)」とし、国柄にちなんだ音楽をテーマにしている。

〇コラボレーションの目的として、オーストリアの万博への参加は、オーストリアと日本の二国間の友好関係をさらに促進し、音楽の力を通じて国際社会における絆をさらに強めること。

〇オーストリアと日本の友好関係を進め、さらに両国家間でのお互いの文化に対する理解を深める事に協力できると信じ、旭酒造はオーストリア側からの提案を受け入れ、音楽と日本酒のコラボレーション獺祭を醸造することに喜んで協力する。

<旭酒造株式会社代表取締役社長 桜井一宏からのコメント>
オーストリアと日本の友好関係、そして両国家間でのお互いの文化に対する理解を深める事に私たちの酒蔵が協力できるという事は光栄ですし、喜んでオーストリア側からの提案を受け入れさせていただきました。
「未来を作曲する」という言葉の通り、日本とオーストリアの関係が深まっていく事を願っています。
そして同様に世界中の各国と日本との関係がより深まっていく事を願っています。

【お問い合わせ先】
旭酒造株式会社 山森
TEL: 090-7130-7902
E-mail: t.yamamori@asahishuzo.ne.jp