「最高を超える山田錦プロジェクト 2021」の優勝米「岡山県 髙田農産産 山田錦」で造った「獺祭 最高を超える山田錦2021年度優勝米 DASSAI Beyond the Beyond 2022」が、ニューヨークのオークションハウス、サザビーズにて、最終価格8,125ドル(約115万円)で落札されました。サザビーズNYによると、ニューヨークのオークションで、日本酒の出品・落札は初の出来事だそうです!

※一昨年の香港サザビーズで行われたオークションでは、日本酒の取引額として当時過去最高額の1本約84万円で落札されています。2022年8月にはラスベガスのとあるホテルで「Beyond the Beyond 2019年優勝米」を3本販売し、1本15,888ドル(約222万円)で完売しました。

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〇「獺祭 最高を超える山田錦2021年度優勝米 DASSAI Beyond the Beyond 2022」について
常識を覆す。世界に挑む。
今までの常識を疑い、最高を超える酒米をつくる。
「最高を超える山田錦プロジェクト」のテーマです。
私たちも同様に、その酒米で最高を超える酒を造る事ことに挑んでいます。
それが「Beyond the Beyond」です。 第3回となる今回から、グランプリの酒米の審査基準を変更しました。国が定めた従来の酒米審査とは異なりますが、超高精白に対応し、私たちが考える美味しい酒を造るための審査基準への変更です。具体的には、今まで大きい方が良いとされていた米中心部の心白を、「中心に小さくしっかりと」という基準に変えました。
余分なものをそぎ落とすことで出る透き通った味わいや華やかさ、細部まで繊細に感じるきれいな甘みとふくらみ。新しい審査基準のグランプリ米でつくることで、私たちの求める美味しさを一つ先に進めることが出来ました。日本酒だからこそ、獺祭だからこそ出来る味で世界に挑み、「昨日と同じ」ではない未来を創る事は、私たちにとって大きな挑戦であり喜びです。
また、出来る限り搾りたての新鮮なお酒を楽しんで頂くために、最先端の冷凍技術※1の力を借り、ボトルの素材は冷凍に耐え得るチタン※2を用いています。漆塗りのキャップは日本最高峰の作家、まる又漆器店 伊藤猛(長野県の木曽平沢)の作品です。この1本に創造と挑戦が詰まっています。

※1 テクニカン社(神奈川県横浜市)の液体凍結技術「凍眠」 (https://www.technican.co.jp/)
液体凍結とはパックした食品を『-30℃』の液体アルコールで冷凍する手法。
※2 チタン製品のブランドSUSgallery(サスギャラリー)で知られるSUS(サス)社(新潟県の燕三条)開発のチタンボトル(https://www.susgallery.jp/)